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Aaron’s Bass Hole – オクターブ達:さらに下を掘りまくれ!

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Aaron’s Bass Hole – オクターブ達:さらに下を掘りまくれ!

takahiro tozawa

どうもローエンド好きな人達!今回はBit Commander™、Tentacle™、Organizer™を使って、ベースをドスン!っと効かせようと思います!それでは早速オクターブを掘り始めましょう!

Bit Commander™

巷の噂ではBit Commanderはベースでのトラッキングが悪いと聞きますが、どうでしょうか?まあまあそこは忘れて頂いて。少しの腕前があればお尻がブルブル震えちゃう位のモノフォニックサブオクターブが作れちゃいます。しかしですが、オールアナログ回路のデザインなので、どうしても7フレットから下辺りは上手く作動しません。でもネック上で7フレットから上に十分遊べる余地が有りますんで。最適なトラッキングを引き出す為に、Bit Commanderをエフェクターの接続順の最初の方に持って行く事をお勧めします。さらに楽器側のトーンを絞るとBit Commander側のトラッキングの良さにも影響します。

Ex.1では”Sub”(2オクターブ下)と”Down”(1オクターブ下)を使い、”Filter”ノブを左に回し切って暗く、厚みの有る正方波のベースラインを弾いて、メロディーとして”Up”を使い、Filterを右に回し切ってオーバーダブしています。(バックグラウンドでリズムを取っているのは、ベースをエフェクター無しでバチバチ叩いてる物です)。上記の二つのベースラインはD弦とG弦を14フレットのポジションで弾いています。ここはBit Commanderのトラッキングが最高のポジションです。このペダルをシンセのオクターブスイッチ、Filterをお互いのメロディーとベースライン音が上手に作用する様に設定しています。

Ex.2では両手タッピングとフィンガースタイルを使って、このバンドUltrasphinxの”Ruling Planets”のコーラス部分を引用して、クリーンシグナルにBit Commanderのブリブリした壊れた様なサブハーモニクスを足し、早くノートを弾いたりオープンAのノートを弾いても、しっかりトラッキングしてるのが分かります。

Tentacle™

このノブ無しペダルはジミヘンの様なオクターブを出したいギターリストには人気ですが、ベーシストも勿論使えます!ネックの上の方を弾いた時はおなじみのゴーストノートの様な物が聞かれますが、Ex.3の様に僕は下の低い方を弾いて、ビンテージライクな、70年代っぽい感触の中域を強調したフィンガースタイルを下の方のオクターブで出すのが好きです。

Ex.4ではTentacleTerminalファズを組み合わせ、思いっきりファズらしてローミッドを思いっきり出しています。ただ単にこんな物が好きだからです!最初はTerminalにDIで原音を少し混ぜただけの物で、Tentacleが入って来て最高潮に達します。

Organizer™

 

Organizerのサウンドはオクターバーの中では群を抜く物で、(こんどブログで取り上げるPitch Bay)と同様コードのトラッキングも可能な物です。さらにネックのどの部分を弾いてもトラッキングが優れています。オルガンの音が出るってのは別として、Ex.5の様にこの世の物とは思えないシンフォニックな、まるで聖歌隊が唄っている様なコードを引き出す事が可能です。さらに、前段にファズをかまして思いっきりサイケデリックにする事も可能です!

ベーシストの方、面白いサブの出るペダルを使ってますか?是非教えてください!


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Aaron Rogers (アーロン・ロジャース)アースクエイカーのPRでコピーライター。フリーランスのサウンドエンジニアとしても活躍し、バンドUltrasphinxでベースを担当。