Zap Machine
ビブラート
廃番品
Zap Machine™
Zap Machineはアメリカの量販店、Prymaxe Vintage限定で350個制作されました。
元々Zap MachineのオリジナルはFat Tone Guitar(現在は存在しておりません)の限定オリジナルとして25個だけ制作された物でした。EQDの社内でいつも気に入られており、使用されているパーツも特殊で、ゲルマニウムトランジスターを含めたNOSのパーツがその音の元になっておりました。再度Zap Machineの制作を開始するにあたり350個程のペダルを制作できる分のパーツの確保に成功して、回路のアップデートもされPrymaxe Vintage限定で販売する事としました。もちろん制作日とシリアルナンバーも手書きで行われています。
このバージョン2のZap Machineはシリコンとゲルマニウムのハイブリット回路で2チャンネル仕様です。Greenチャンネルのゲインを最小にセットしてほぼクリーンブストの様に使用できるチャンネルから、Redチャンネルのゲインをマックスにした際の巨大な歪みまで振り幅の広い歪みを作る事が可能です。トーン回路もユニークな物になっていてBassはZap Machineに入力された信号の最初の段階で通過し、Trebleは回路上最後の段階に搭載されています。このユニークなトーン回路が功を成して通常のトランジスターを使用した歪みとは違い、ブーストペダル、オーバードライブやファズとして様々な音色を足す事も可能し、アンプで得られる様な質感やピッキングの強弱にも敏感に対応します。どちらのチャンネルも単独で使用する事が可能なので、Greenチャンネルを常にオンで使用しているアンプとの兼ね合いでブーストやオーバードライブとして使い、ここぞという時にRedチャンネルの分厚い歪みを足す様な使い方もできます!
このバージョン2はビンテージアンプの作りに影響された作りになっており、さらに丈夫なNOSのカーボンコンポジット抵抗やキャパシターを使用し、NOSのゲインが低めのゲルマニウムトランジスターを選択しました。現在入手できる新品の部品での制作も何度も試みましたがやはり同じ音にはならなかったのがその理由です。
トゥルーバイパススイッチを採用し当社の他のペダル同様、オハイオ州のアクロンで一つ一つ手作りで製作されました。
EarthQuaker Devices Zap Machine Fuzz / Boost / Drive
シリコン/ゲルマニウムのハイブリット回路で2チャンネル仕様
ダイナミックレンジが広く振り幅の広い音作りが可能
ビンテージアンプに影響された回路
新品出庫時には手書きの証明書も付属
コントロール
Level: 出力の設定。ゲインを一番低くした状態では、この設定次第でクリーンブーストが可能。
Treble: 高音域の設定。
Bass: 低音域の設定。
Green: ゲインが低めのチャンネル。
Red: ゲインが高めのチャンネル。
Tech Specs
寸法 : 119 x 94 x 30 (mm)
消費電流 : 10 mA
スイッチ
トゥルーバイパスを採用
電源
この製品は9V、ACアダプターで2.1mmのセンターマイナスのアダプターで使用できます。デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので当社では推奨しておりません。また故障の原因になりますので9Vを超える電源は使用しないでください!