Rainbow Machine
ピッチシフター
Rainbow Machine®
ポリフォニックピッチシフター
レインボーマシーンはノイズ作り等、音の冒険を体験したい方にもってこいのエフェクターです!レインボーマシーンはポリフォニックハーモニー、4度下から3度上まで無調で設定できます。さらにオクターブを追加する事も可能です。そして、レインボーマシーンのコントロールの最大の特徴、Magicでピッチにフィードバックを掛ける事によって原音をことごとく壊して行きます! 独立してオン、オフが可能で、Trackingの設定と兼用する事によってこれをオンすると、ピッチが暴れ出し、さらにはゴロゴロと音階が崩れ落ちて行きます! レインボーマシーンは使う機材を選びません。 ベース、キーボード、ボーカル、打楽器、ゲーム、映画やテレビの効果音作り等、色んな楽器と色んな場面で使用されています 。Trackingやエクスプレッションペダルを使ってリアルタイムにピッチを変化させる事で今までに聞いた事も無い効果音的な音も作れるでしょう!
コントロール
このバージョンアップされたレインボーマシーンはオリジナルからのさらなる変化を経て出力を増やし、ディレイタイムも長くコーラス効果も深く掛かる様になりました。Activate(1)とMagic(2)スイッチはFlexi-Switch®が搭載され、ソフトスイッチに変更された事によりエフェクト音のキャラクターをさらに強く出す事を可能にしながらも、使いやすい物になりました。
DSPチップを利用したわざと不完全に起きる不思議なピッチシフトで、キラキラと転げ落ちる様なデジタルながらも生きている様なフィーリングを持ったエフェクト音を作り出せます。
Pitch(3)ノブでハーモナイザーのピッチの設定を行い、一番左に回し切った状態で下の4th、一番右に回し切った状態で上の3rdになります。12時の方向でユニゾンです。こちらは外部エクスプレッションペダルでリアルタイムでの操作が可能で、Primary(4)で設定したハーモニーの音量を設定します。
•プロのコツ:Pitchを12時方向に設定する事によってコーラスの様な使い方ができます。Primaryを使ってエフェクト音を調整し、Trackingでディレイタイムを設定します。Trackingを右に回すとタイトなショートディレイが得られ、左に回すとディレイタイムが上がりアンビエント感が増します。
Tracking(5)は原音に対してエフェクト音の出るタイムラグの設定になります。Tone(6)は高音域のみに効き、右に回すとブライトに、左に回すとビンテージ感のあるダークな雰囲気に変わります。
Secondary(7)はPitchで設定したハーモニーのオクターブを作り出します。Pitchが12時以上の方向に設定されている場合はオクターブ上が足され、Pitchが12時以下の方向に設定されている場合はオクターブ下が足されます。Pitchが12時方向に設定されている場合はSecondaryはモジュレーションの掛かったダブリング効果を生み出します。この部分をうまく使って擬似的はシマーサウンドを作ったり、低音域に揺れを与えたりができます。どこまで不思議な感覚を生み出せるか。ここから先はアナタ次第です。
そしてMagic(8)を兼用する事によってさらに不思議に音を変化させる事が可能です。これはPrimaryとSecondaryで作られた音を再度回路上に戻すフィードバックの設定で、この二つのノブの設定によって誰にも予想の付かない沢山の不思議な音を生み出します。
Magicがオンの時にMagicノブの設定を低くしている時は、他のノブの設定に関わらず幾分のリピート音が得られます。そこからMagicを上げるとアンビエント感やレゾナント感が増し、自己発振寸前の様な持続音、ピッチシフトディレイやメタリックなデジタルフランジャー 、そして歪みが乗った様な音まで作る事ができます。自分では思いつかなかった様な様々な音色が繰り出されます。その上でTrackingを色々動かす事によってMagicはピッチの上げ下げを繰り返したり、カオスで過激なコーラスへの変化等さまざまなキテレツな音を生み出します。
そんな過激なモノは少しだけで良いって?ご心配なく。MagicボタンはFlexi-Switch搭載で、モーメンタリー方式のスイッチの様にも扱えます。その際はMagic機能の音が欲しい時だけMagicボタンを押し続け、Magic機能が必要無ければスイッチを離すだけです。ラッチ式にもなりますので、その際は通常のエフェクトペダルの様にオン/オフでスイッチをその都度押すだけです。
•プロのコツ:ワープする様なピッチの変化はPitchノブの設定の仕方に関わってきます。12時の方向以上に設定しているとキラキラ感の有るピッチは上昇し続けて、12時の方向以上に設定していると、コロコロと坂道を転げ落ちる様にピッチは下がり続けます。Magic機能を使いこなす時に重要な部分となります。
ギターサンプル
AVALANCHE RUN を使用したギターサンプル
AVALANCHE RUN を使用したベースサンプル
Suggested Settings
Tech Specs
寸法 : 118 x 93 x 57 (mm)
消費電流 : 68 mA
入力インピーダンス : 1 MOhm
出力インピーダンス : <1 kOhm
EXP Jack
本体上部に位置します。外部エクスプレッションペダルでPitchのコントロールが可能になります。その際は本体上のPitchの設定は無効になります
当社ではMoog社製、EP-3を推奨しております。EP-3をご使用の際はアウトプットの調整を最大にしてご使用ください。レインボーマシーンは上記の機種以外のエクスプレッションペダルでの使用は保証しておりません
フレキシ・スイッチング
この製品にはフレキシ・スイッチ (Flexi-Switch®) 機能が搭載されています。電子リレー方式のトゥルーバイパスで、踏み方の違いによって通常のラッチ式のスイッチとしても、モーメンタリースイッチ(アンラッチ式)としても使用可能です。
ラッチ方式のスイッチとしての使用の場合は、通常のエフェクターのスイッチの様にオンにしたい時に一回踏み、オフにしたい時にスイッチを再度一回踏み込んでください。
モーメンタリー方式のスイッチとしての使用の場合は、スイッチを踏み込んでいる間だけエフェクターがオンになり、一度スイッチを放すとオフになります。
電子リレー方式のスイッチを使用しておりますので、電源が供給されなければ入力された信号は出力されません。
電源
この製品は9V、ACアダプターで2.1mmのセンターマイナスのアダプターで使用できます。デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので当社では推奨しておりません。また故障の原因になりますので9Vを超える電源は使用しないでください!