Night Wire
ハーモニックトレモロ
Night Wire®
ハーモニックトレモロ
ナイトワイヤーは入力信号をハイパスとローパスフィルターに掛けて後段のLFOを通過させるトレモロです。このペダルは伝統的なハーモニックトレモロの音を襲来しながらフィルターのセンターポイントを動かせる様になっており、 多彩な音作りを可能にしています。フィルターのセンターポイントの動きは3つのモードから選択できます。Manualモードは固定するフィルターのセンターポイントをFrequencyで設定。LFOモードではフィルターは常に動いており、Frequencyで動きの早さを調節。Attackモードはピッキングの強弱でフィルターの動きを変え、Frequencyはフィルターの動きの幅を調整しエンベロープフィルターの様になります。
トレモロ部は二つのモードになります。ManualモードはトレモロのスピードをRateで調整します。Attackモードではピッキングの強弱によってスピードが変わり、Rateで入力される信号の感度を調整をします。強くピッキングすると早くなり、弱くピッキングすると遅くなります。Depthをゼロに設定するとモードの設定状況により、固定されたフィルターやフェイズシフター、エンベロープでコントロールできるフィルターの様にも扱え今までに無かった様なトレモロを聴けるでしょう。Levelで全体の音量の調節ができるのも便利です。
コントロール
1. Depth: トレモロの深さの設定。ゼロに設定するとトレモロは切られ、フェイズシフター、エンベローブフィルターの様に使用する事が可能です。
2. Rate Toggle Switch: トレモロのスピードがどの様にコントロールされるのかの設定。
Manual – トレモロのスピードはRateで設定できます。
Attack – トレモロのスピードは入力信号の強弱によって変化し、強くピッキングするとトレモロが速く、弱くピッキングするとトレモロは遅くなります。ピッキングを一回した後に音をサステインされると音が減退する毎にトレモロのスピードも徐々に遅くなります。
3. Rate: Rate Toggle SwitchがManualの場合は、トレモロのスピードの設定。Attackの場合はピッキングの強弱に反応する入力感度の設定になります。
4. Level: ナイトワイヤーの出力の設定。12時方向で入力されている信号と同じになります。
5. Frequency Toggle Switch: フィルターがどのように動くかの設定。
Manual – フィルターのセンターポイントはFrequencyで設定できます。
Attack – フィルターは入力信号の強弱によって変化します。オートワウやエンベローブフィルターの様な使用の際には最適です。Frequencyで入力感度を設定します。
LFO – フィルターのセンターフリークエンシーはLFOによって常に動いておりフェイザーやロータリースピーカーの様な使用の際には最適です。FrequencyでLFOのスピードを設定します。
6. Frequency: Frequency Toggle SwitchがManualの場合はフィルターのセンターポイントの設定。LFOの場合はLFOのスピードの設定になります。Attackの場合はピッキングの強弱に反応する入力感度の設定になります。
ギターサンプル
ベースサンプル
キーボード&シンセサンプル
Tech Specs
寸法 : 121 x 64 x 57 (mm)
消費電流 : 65 mA
入力インピーダンス : 1 MOhm
出力インピーダンス : <1 kOhm
フレキシ・スイッチング
この製品にはフレキシ・スイッチ (Flexi-Switch®) 機能が搭載されています。電子リレー方式のトゥルーバイパスで、踏み方の違いによって通常のラッチ式のスイッチとしても、モーメンタリースイッチ(アンラッチ式)としても使用可能です。
ラッチ方式のスイッチとしての使用の場合は、通常のエフェクターのスイッチの様にオンにしたい時に一回踏み、オフにしたい時にスイッチを再度一回踏み込んでください。
モーメンタリー方式のスイッチとしての使用の場合は、スイッチを踏み込んでいる間だけエフェクターがオンになり、一度スイッチを放すとオフになります。
電子リレー方式のスイッチを使用しておりますので、電源が供給されなければ入力された信号は出力されません。
電源
この製品は9V、ACアダプターで2.1mmのセンターマイナスのアダプターで使用できます。デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので当社では推奨しておりません。また故障の原因になりますので9Vを超える電源は使用しないでください!