Hummingbird
リピート パーカッション
Hummingbird™
リピートパーカッション
ハミングバードは2007年に登場以来当社の人気のエフェクターの一つです。一号機は短くキレが有るが故、ディレイの様にも使えるトレモロで人気のビンテージのVOX Repeat Percussion Tremoloを若干改造したクローンとして始まりましたが、2009年にJFETを追加しヘッドルームに余裕を持たせ、DepthとLevelで柔軟にトレモロをコントロールできる回路に変更いたしました。
そして2015年にさらに改良を加え、新しい回路に変更いたしました。更なる改良点は3つ目のスピード変更をできるモードを追加いたしました。オリジナルに有った1と2の間を取れる様になっております。この改良によって、我慢できなくなる位の遅いトレモロからリングモジュレーションの様な素早いトレモロ、さらにその中間も簡単に取れる様になっております。エクスプレッションペダルで外部から素早くトレモロのスピードを調節する事も可能です。エクスプレッションペダルをワウの様に扱う事によって、オリジナルでは不可能だった多彩なトレモロの変化をリアルタイムで操作する事が可能になります。
そしてDepthsをゼロに下げると、FETのクリーンブーストとして使用する事が可能になります!
1. Depth: トレモロの深さの設定。Depthsをゼロに下げた状態でLevelを調節し、FETのクリーンブーストとして使用する事が可能です。
2. Mode: 3種類のスピードの設定。Mode1低速、Mode2中速、Mode3高速。
3. Rate: トレモロの速度の設定。
4. Level: 出力の設定。
5. Expression Jack: 外部エクスプレッションペダルを使用してRateをリアルタイムで操作できます。TRSステレオプラグ使用の物をお選びください。当社ではMoog社製、EP-3を推奨しております。EP-3を使用の際はアウトプットの調整を最大にして使用してください。上記の機種以外のエクスプレッションペダルでのご使用は保証しておりません。
ギターサンプル
キーボード&シンセサンプル
Tech Specs
寸法 : 121 x 64 x 57 (mm)
消費電流 : 10 mA
入力インピーダンス : 50 kOhm
出力インピーダンス : <10 kOhm
フレキシ・スイッチング
この製品にはフレキシ・スイッチ (Flexi-Switch®) 機能が搭載されています。電子リレー方式のトゥルーバイパスで、踏み方の違いによって通常のラッチ式のスイッチとしても、モーメンタリースイッチ(アンラッチ式)としても使用可能です。
ラッチ方式のスイッチとしての使用の場合は、通常のエフェクターのスイッチの様にオンにしたい時に一回踏み、オフにしたい時にスイッチを再度一回踏み込んでください。
モーメンタリー方式のスイッチとしての使用の場合は、スイッチを踏み込んでいる間だけエフェクターがオンになり、一度スイッチを放すとオフになります。
電子リレー方式のスイッチを使用しておりますので、電源が供給されなければ入力された信号は出力されません。
電源
この製品は9V、ACアダプターで2.1mmのセンターマイナスのアダプターで使用できます。デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので当社では推奨しておりません。また故障の原因になりますので9Vを超える電源は使用しないでください!