Erupter
ザ・イラプター
廃番品
Erupter™
ファズ
普段ファズを使う時にノブのセッティングにこだわりますか?本当にロックしたいなら… 全てフルテンでしょう!でもそこからさらに何処に向かえば良いかって?さらにラウドに。その答えはイラプターです!
コントロール
Bias: 中央のクリックする所が当社で設定した最適なファズのバイアスです。中央からノブを左に回すとゲートの掛かった様なファズで出力も若干弱まり、中央から右に回すと出力が上がりタイトな音色のファズになります。お好みの音色を得られるまでノブを調整してください。
Design Notes
イラプターは2年の歳月を費やして開発した究極のファズです。怠さとは無縁の締まった大きな低音と、噛みつくようなキレの有る高音、真空管アンプをプッシュするのに十分な出力。さらに楽器のボリュームに敏感に反応し、ボリュームを下げた際にゲインのコントロールを簡単に行え、その際の低音の出方も吟味しました。
開発にあたっては知りうる全ての知識とテクニックを使って、いろんなタイプのピックアップでも最高のファズが得られ、インピーダンスの違いを気にする事無くワウの前段でも使用できる様に、この手のファズペダルではまず見る事の無いバッファーを搭載した回路を採用しました。そして以前Jack Ormanが書いた記事を参考にした、トランスフォーマーを使用したピックアップシュミレーションも採用しています。色々柔軟に対応できながらも音に強烈な印象を残せる様に、特別に開発した5%1/2ワットのカーボンレジスター、メタライズドポリエスターキャパシター、スプラグ、BCエレクトロリティック社製キャパシター、気温など環境の変化に強い一つ一つ手作業で選定したNOSシリコントランジスターを選定しました。
イラプターの音色の調整はトランジスターに掛ける電圧を “Bias”で調整する事により行えます。ギター、ベース等の楽器を使用の場合はピッキングの強弱に敏感に反応し、入力される信号の量によりファズの量が変化しますので楽器上のボリュームを操作してファズの変化をお試しください。
バイアスの低い設定では、暴れるゲートの掛かった様なトーンで有りながらもスポンジーなファズになり(あの、電池切れの音とは違いますよ!)、バイアスの高い設定ではサステインと出力が上がり、ハードでリッチなハーモニクスを沢山得られるタイトなファズが得られます。ファズの音色設定に重要なバイアスの変化に対応する為に特注したバイアス調整ポットは、中央でクリックする様になっており、中央に設定した状態で当社で設定した、最適なバイアスの位置になります。
イラプターのファズの量と出力は常に最高の出音を再現できる様に固定されており、楽器から出る信号のどの帯域も無駄にする事無く、力強いファズを体験できます。
ギターサンプル
ベースサンプル
キーボード&シンセサンプル
Tech Specs
寸法 : 121 x 64 x 57 (mm)
消費電流 : 9 mA
入力インピーダンス : 500 kOhm
出力インピーダンス : <1 kOhm
スイッチ
電子リレー方式のトゥルーバイパスを採用していますので、電源無しでは音は出力されません。
電源
この製品は9Vのバッテリー、又は9V、ACアダプターで2.1mmのセンターマイナスのアダプターで使用できます。デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので当社では推奨しておりません。また故障の原因になりますので9Vを超える電源は使用しないでください!